
離れて暮らすご家族からのご依頼が増えています
高齢の親が暮らす実家の片づけについて、「自分ではどうにもできないので手伝ってほしい」というご相談をいただくことが増えています。
実家は、子どもが独立したあとも “子どもの頃のまま” の状態が続きがちです。
ライフステージが変わっているのに、物だけが積み重なり、気づけば 何がどこにあるのか分からない状態 になっていることも珍しくありません。
さらに・・・
- 「まだ使えるから」と手放せない
- 説得するとケンカになる
- 頑固で話が進まない
- 足元に物が置かれて危険
- 掃除ができず衛生面も心配
こうした状況に、離れて暮らすご家族が不安を感じてご相談くださるケースが多いです。
“捨てること”が目的ではありません
実家の片づけで大切なのは、捨てることではなく、今の生活に合わせて使いやすく整えること。
今回の目的はとてもシンプルです。
- 使っている物を、使いやすくする
- “変わった”と実感できる状態をつくる
- 親御さんが今後も続けやすい仕組みをつくる
- 安心・安全に暮らせる空間に整える
物の量を整え、使いやすい配置にすることで、毎日の生活がぐっとラクになります。
判断基準は「使っている」「気に入っている」だけ
高齢の方は“捨てる”という言葉に強い抵抗があります。
だからこそ、判断基準はとてもシンプルに。
- 使っている
- 気に入っている
この2つ以外は、「今は使っていない物」。
迷う物は無理に決めず、保留箱 へ。
これだけで、片づけのハードルがぐっと下がります。
言葉選びがとても大切
親御さんの気持ちに寄り添うために、言葉選びは慎重に行います。
- 「捨てる」→ 残す物を選びましょう
- 「いらない物」→ 今は使っていない物
- 「処分しましょう」→ 役目が終わったか一緒に考えましょう
80代前後の世代は、戦争や物のない時代を経験されています。
「もったいない」「いつか使うかも」という感覚は、とても自然なこと。
だからこそ、否定せず、寄り添いながら進めます。
実家の片づけで得られる効果

整理は“捨てる作業”ではなく、暮らしを整える作業です。
- 探し物が減り、時間の節約に
- 重複買いがなくなり、経済的にも◎
- 使う物だけが取りやすく、毎日がラクに
- 足元が安全になり、転倒リスクが減る
使っていない物が場所を占領すると、本当に使っている物が使いにくくなります。
だからこそ、量を整えることが大切です。
当日の作業(例:キッチン)
高齢の方は集中力が長く続かないため、2時間で効果が出る“よく使う場所だけ” に絞ります。
- シンク下
- コンロ周り
- 毎日使う引き出し
作業の流れはシンプル!
1
同じ種類の物をまとめて出す
2
「使っている/気に入っている」で分ける
3
よく使う物を取りやすい位置に戻す
4
迷う物は保留箱へ
5
二軍・三軍の物は別の場所へ移動
視える化を意識しながら、使いやすさを最優先に整えます。
実家の片づけで感じたこと
高齢の親御さんは、「ここに全部置いておかないと不安」という気持ちを強く持っていることがあります。
例えば、キッチンに文具のケースがたくさん置かれていたり、空いたスペースに何かを詰めようとしたり。
これは、“物がないと不安”という世代特有の感覚 からくるもの。
だからこそ、否定せず、安心してもらいながら、「ここになくても大丈夫ですよ」と一緒に確認しながら進めていきます。
まとめ
実家の片づけは、親子だけでやろうとするとケンカになりやすく、なかなか前に進まないことが多いです。
でも、第三者が入ることで、親御さんも気持ちを切り替えやすく、スムーズに進むことが本当に多いです。

大切なのは、
捨てることではなく、安心して暮らせる環境をつくること。
離れて暮らすご家族の安心にもつながります。
私はいつでも、あなたの味方です。お気軽にご相談くださいね!

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